●医療関係者向け●第1回タスクシフト研究会
いつも当院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
開院してから早くも8ヶ月が経過しました。この間、多くの方々にご支援とご信頼をいただき、心より感謝申し上げます。まだまだ成長しなければならないと感じておりますが、これからも最適な医療を提供できるよう、日々精進してまいります。
さて、本日は当院で開院当初から研究・実践を行なっている、クリニック医療における「タスクシフト」についてお知らせ致します。
医師の方々は、これまでの診療体制におけるジレンマをよく実感されていることと思います。例えば、外来診療中にカルテ入力に気を取られて、患者さんの目を見ながら理想的な診療を提供することができない。また、診察後にカルテの追記や処方の変更、検査オーダーに時間を費やし、次の患者さんが待っていることから焦りを感じ、ミスが生じる。さらに、時間の制約から細やかな薬剤調整を避けがちになる。そして、結果的に患者さんの満足度が低下してしまい落胆する。
これらの課題を解決するために、当院では開院当初から「タスクシフト」の必要性を感じ、研究・実践に取り組んでいます。しかしながら現状、「クリニック医療におけるタスクシフト」に関する情報は未だ不十分であり、研究・実践する上でも、情報共有ができるコミュニティーがあれば効率的にタスクシフトを推進できると考えております。
そこで、当院ホームページで「タスクシフト」にまつわる内容を以下リンク先にて随時掲載していきたいと思います。
2024年4月に医師の時間外労働上限規制が開始されます。また医療DXがコロナによる影響で急速に進んでいます。これらの変化を踏まえ、「タスクシフト」は医療においてますます重要性が高まるものと考えています。
クリニック経営においてタスクシフトに興味をお持ちで、一緒に研究・実践し、今後のクリニックの医療体制を改善したいとお考えの方、是非お気軽にご連絡ください。共に学び、より良い医療を目指して頑張っていきましょう。