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ヘルパンギーナ

ヘルパンギーナってなに?

発熱、喉の発疹と痛みを症状とするウイルス感染症です。
ドイツ語で、ヘルペス(水疱)+アンギーナ(喉の炎症)→ヘルパンギーナ

原因は?

多くはコクサッキーウイルスです。
コクサッキーウイルスは手足口病の原因にもなります。
同じコクサッキーウイルスでも、ヘルパンギーナの原因となりやすいものと手足口病の原因になりやすいものがあります。

症状は?

発熱、喉が赤く腫れて奥に水ぶくれのような発疹ができます。
喉の痛みが強く、食べたり飲んだり、唾を飲み込むことができにくくなります。

手足口病とは、仲間のウイルスの感染症なので、基本的に症状は似ています。
口の中以外に手や足にも発疹ができたら手足口病と診断します。
また、手足口病と比べてヘルパンギーナの方が高熱が出たり、喉の痛みが強い傾向があります。
症状が出始めの頃は、どちらかわからないこともあります。

治療は?

ヘルパンギーナに対する特別な治療はなく、数日間で自然に治るのを待ちます。
熱が高い場合や喉の痛みが強い場合は解熱鎮痛剤を使用します。
また、痛みのため食事や水分がまったくとれない時は、点滴や入院が必要となる場合もあります。
また、手足口病と同じように、原因となるウイルスの種類によっては、ウイルスが神経に悪さをして無菌性髄膜炎や脳炎などの合併症を起こすことが稀にありますので、注意が必要です。

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