「アレルギー」ってなに?
「免疫」とは
アレルギーを知るためには、まず「免疫(めんえき)」を知ることからスタートです。
私たちの体は今この瞬間も常に外敵と戦っています。
隙あらば体の中に入ってこようとする異物(=自分ではないもの)を体の外に追い出そうとする仕組み、これが「免疫」です。
この免疫があるからこそ、細菌やウイルスが体の中に入ってきて悪さをすることを防いでくれているのです。
「アレルギー」とは
私たちの体は、「免疫」によって体の外から中へ入ってくる異物から守られていることがわかりました。
しかし、体の中に入ってくる異物は細菌やウイルスなど必ずしも悪さをするものだけとは限りません。
例えば、食べ物や薬や花粉やホコリといったものは、体の外から中に入ってくるものなので自分にとっては異物ですが、本来体にとって悪さをするものではないですよね。
一番理想的なのは、自分にとって害のあるもの、悪さをするものにだけ反応し、攻撃して体から追い出そうとするけれど、害のないもの、悪さをしないものに対しては反応せずにいてくれる状態です。
しかし、本来自分にとって害のない悪さをしないはずのものに対しても過剰に反応して攻撃してしまい、その結果自分自身も傷つけてしまうこと、これが「アレルギー」です。
「アレルギー」が関係する病気
アレルギーはI型・Ⅱ型・Ⅲ型・Ⅳ型の4つに分類することができます。
アレルギーが関係している病気は実はたくさんあるのですが、私たちが日常的に使っている「アレルギー」という言葉は、Ⅰ型(即時型 そくじがた)アレルギーの病気を指して使っていることがほとんどです。
Ⅰ型アレルギーに分類される病気は、
などがあります。
当院では、上記のような「アレルギー」の病気について、
アレルギー専門医による診療を行っております。
お気軽にご相談ください。